早すぎる性の目覚め!第9話。僕と彼女と時々、花火!
オッス!
オラ、島耕作。
半自伝的な日記、第9話。
はじまり〜。
学校行事の二人三脚などを除き、女の子と始めて手を繋いだ時のことを覚えているいるだろうか?
これは、僕が好きな人と始めて手を握った時の話だ。
ある日、塾の終わりに青木さんから話しかけられる。
「8月○日って何してるの?」
夏休み期間なので予定は未定。
いつも通り朝起きて散歩。
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釣りかゲーム。
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アニメ観て寝る。
充実した日常を送っていたため、勉強なんてする時間は無かった‥
「特に何もしてないよ。」
そう答えると、
「じゃあ、花火見に行かない?」
青木さんからお誘いを受ける。
勃起した。
もちろんYES。
夏休みに入って間もないこともあり、盆と正月が一緒に来た気持ちになった。
ー花火当日ー
花火が打ち上がるのが7時半〜なので、少し早めの6時に待ち合わせした。
僕はどんな服装で来るのか楽しみだった。
「花火と言えば浴衣か?」
私服だった。
私服も殆ど見たことないので新鮮ではあるが、少し残念な気持ちもある。
しかし、スカートにはありがとうを言いたい。
花火が上がるまでの間、近くのベンチに座り屋台で買ったものを2人で食べながら待つ。
普段よりも心なしか2人の距離が近い?せいか、シャンプーのいい香りがした。
正直、これだけでも充分楽しかった。
花火が打ち上がると急に人が増えてきた。
花火と言うよりも、人を見ている状態。
「もうちょっと、空いてる場所に行かない?」
彼女へ尋ねるが、周りの音がうるさ過ぎて返答がよく聞き取れない。
ゲームをする時も説明書読まないでやっちゃうタイプの僕は、表情と頷きでイエスと取り、移動する。
ニコニコしながら、縁石の上を歩く青木さんは何か可愛かった。
10話につづく。
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https://gorigori1919.hatenadiary.com/entry/2019/11/22/120625