心と体の状態を整える幸せホルモンについて
毎日楽しく生きるがモットーの島耕作です。
今回のブログでは幸せホルモンことセロトニン先生と、オキシトシン大先生についてご紹介していきたいと思います。
両先生方の役割を簡単に説明すると、
①痛みを和らげたり、イライラしたりする心を落ち着かせる。
②また、自律神経を調整し睡眠の質を向上させる等があり、健康には欠かせません。
このブログを読んで、ココロと身体の調子を整えピース!ピースでいきましょう。
ーここから本編ー
この二つのホルモンは脳幹から分泌されます。
そして、情動や社会性障害、認知症の周辺症状など、精神症状そのものに対し大きな効果を発揮します。
そして、
では、それぞれを紹介しましょう。
【オキシトシン】
①不安軽減などの情動作用
②ストレスホルモン値の低下
③認知症の疎通性の改善や他者との交流増加などの行動変容。
④認知症の周辺症状を引き起こしていた不安と混乱が軽減され、他者との関係を構築し社会的行動の促進。
⑤接触刺激で分泌が促され、
好きな人と手を繋ぐやマッサージも効果的。
続いては、セロトニン大先生!
【セロトニン】
①精神、運動機能両面に作用。
うつ病気、パニック障害など様々な疾患でセロトニン濃度を増やすことが効果的。
②リズム運動で促通される特徴がある
呼吸法やリズム運動がよい
③覚醒の向上・生活リズムを整える。
傾眠がちな患者がリズム刺激の後に声を掛けるとスッキリと覚醒することもある。
注意点とし、
①これらの運動を行うには一定レベルの情動安定と指示理解の認知機能、運動実行のための身体機能が必要。
②セロトニン神経系の機能向上には約100日を要する。
③セロトニン神経にはネガティブフィードバック機能が作用する点。
セロトニン濃度が一定の範囲を超えると、抑制作用を受けるためセロトニン神経系の賦活には実施時間が重要である。
脳波測定の実験では10〜15分でピークを迎え、20〜30分ほどで脳波が不安定になることも報告。
以上、ざっくりと説明しました。
中々すごい効果ですよね。
ここからは、【僕の考えです。】
本来人は、オキシトシンやセロトニンのようにストレスに対して心身を安定させるためのシステムを持っています。
しかし、ストレアがあまりに強い場合や長期に及んだ時は、ストレスに対するためのシステムが破綻し、うつ病などの発症に至ると考えられます。
心は身体から立ち昇る様々な感覚により生み出され、それ故に心は身体の状況に左右されてしまいます。
身体への運動や感覚を通して心や行動の変容を生むリハビリは非常に画期的なものではないでしょうか?
苦悩の中にある人が健やかに生きるため心の基盤を整え、再び他者・社会の中で安定した生活の土台を作る礎になればと思いこれからも有益な情報を、たまーに発信していくかもしれません。
お見逃しなく!