パーキンソン病と身体心理学!
身体心理学とパーキンソン病。
久し振りに真面目な記事書こうかな。
今日はPDの患者を診た。
感情鈍麻の人だ。
ふと、疑問に思う。
本当にPDの病態によるものなのか?
身体心理学では、
感情→行動。
ではなく、
行動→感情。
といった考えだ。
つまり、行動(身体の動き)が感情を作ると言うこと。
分かりやすく例を出すと、
嫌な体験
↓
嫌な気持ちになる(感情)
↓
項垂れる姿勢をとる(行動)
ではなくて、
嫌な体験
↓
項垂れる姿勢をとる(行動)
↓
嫌な気持ちになる(感情)
という考え。
特に、スマホをよく使う人は要注意が必要だ。
項垂れる姿勢なため、胸椎の後弯も強調される。
目だけじゃなくてメンタルもやられるぞ!
話を本題に戻そう。
上記を踏まえて、患者にアプローチした。
精神面がどの位UPするかやってみた。
内容は、
①仮面様顔貌に対し顔面筋のマッサージ
②口角をあげる→笑顔を作る
③ピースサインを作る。
④声出し→「大きな声で幸せー!」と、一緒に叫ぶ。
以上4つだ。
結果はめちゃくちゃ笑顔になった!
他の職員もビビるくらい。
後は運動面でも歩行リズムが良くなった。
常識に囚われず色々、試してみると新しい発見があるからこの仕事は楽しい!