理学療法士、島耕作の自伝

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早すぎる性の目覚め!中学生編11話



前回までのあらすじ。


これは、僕が好きな人と始めて手を握った時の話。


片思いしている女の子から花火に誘われて花火を見に行く事になる。

しかし、人混みが凄いため空いている公園へ移動し、改めて花火を観ることに。

公園にある高い塔から花火を見ようと登るが、そこにはホームレスがいた。

なんやかんやで、手を繋ぐ。







ーここから本編ー



スタンド使い同士が引力で引かれ合う。

僕が承太郎なら彼女はDIO

彼女が仗助なら僕は吉影?


そんな感じで、自然に手を繋いでいた。

先程と打って変わりパーソナルスペースが一気に近づいた気がした。


関係ないが、僕が最後に手を触れた相手は親戚のおじさんで、ジンバブエの独裁者の異名を持つムガベ大統領に似ていた。


青木さんとおじさんの手は、ビールと発泡酒くらい違う。

ヤムーとスポポビッチ程、違うか?

いや、新山千春松山千春か。

まぁ、兎に角何もかもが違っていた。






恥ずかしさと照れ臭ささ、性欲と色んな感情が混ざり合う。

4対4対2位の割合で性欲がやや弱いのは、好意>性欲なのだろか。

僕のけしからん下半身もこの時は確変なし。


恥ずかしくて中々、顔を見れない。
会話をしないのも気まずい。

「びっくりしたね。」と声を掛けると、

向こうも、相槌を打つ。

チラッと見えた横顔は俯き加減だったためよく見えなかったが、向こうも照れて頰が赤かった。




そのまま、無言で公園内を出て近くのベンチに座る。

その後は花火が終わるまであまり、言葉は交わさなかったが気まずさはなかった。



あの時、告白しておけば良かったと後々、後悔する。





1話目から、見たい人はどうぞ。

https://gorigori1919.hatenadiary.com/entry/2019/11/11/123506



12話はこちらから

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